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2017年5月12日

なぜ1本の入れ歯が少ないのか。

こんにちは!
助手の神藤です^^

先日「ブリッジにするか、入れ歯にするか」について書いたので
今回は「当院で1本の入れ歯の患者さんはどうしているか」について
お話したいと思います。

8年間 入れ歯専門の医院に勤めているので大きな声で言えませんが、
一本だけの入れ歯は私はあまりおすすめしません。

なぜなら
"入れ歯を入れてからブリッジにしている"
患者さんの方が多いからです。

入れ歯を決意している患者さんは「もう自分の歯を削りたくない」という思いがとても強いです。
なのに、なぜブリッジにするかといえば「面倒くさいから」だそうです。

あれ?異物感で気持ち悪いからじゃないの??
って思うかもしれないですが、そこは入れ歯専門の腕の見せ所(笑)
意外と悪くないっておっしゃる方の方が多いです。

入れ歯は着脱するものです。
なので、ちょっといつもと違うかみ方をすると外れる可能性があります。
まずそこが面倒くさい。
口の中も歯ブラシしないといけないし、入れ歯も歯ブラシしないといけません。
そこも面倒くさい。
物を食べるたびに隙間にどうしても食べ物はひっかかります。
そこも面倒くさい。
入れ歯を外している時間が2~3日すると入れ歯は入らなくなるリスクもあります。
そこも面倒くさい。

ちょっと欠点をあげるだけでも入れ歯って、本当に面倒くさいことだらけなんです。
なので、歯を削ることに抵抗がないようであれば、1本の入れ歯を入れるよりブリッジの方が断然おすすめです。
(何本か抜けている場合は入れ歯をオススメすると思います。)

どうしても歯を削りたくないとこだわりがあるようでしたら、
もちろん 異物感のほとんどない入れ歯をお作りすることはできると思います。
しかし、最終的にブリッジするケースがとても多く、ブリッジにして良かったと皆さんおっしゃいます。
私も1本抜けたらブリッジにすると思います。

ただブリッジをするなら信頼できる歯医者さんを見つけないといけません。
なぜなら、ブリッジは歯に直接くっつけてしまうので外すことができませんし
患者さんが思っているより歯を削ります。

ブリッジの設計でその歯が一生使っていけるのかが決まるので、歯医者さん選びは慎重に行ってほしいです。
また自由診療であれば保険では出来ない設計もできます。
なので、歯医者さんもセカンドオピニオンとして別の医院と比べることをおすすめします。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

医院サイト:
https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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