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 新開発の金属床入れ歯の名前「ディアレスト」は英語のディア(親愛なる)の最上級「ディアレスト(最愛の)」から由来しています。入れ歯という響きをなくしたいという意図と、大切な人が入れ歯になった時に、最高のものを贈りたいという願いで名づけました。

 金属床入れ歯(ディアレスト)は、私の母に入れ歯を作ろうとしたことがきっかけで生まれました。母も入れ歯で長年苦労しておりましたので、親孝行のつもりで、「見た目よく」「違和感なく」「「噛みやすく」「薄く」「軽く」を追求して製作を試みました。試せる入れ歯を3回作り直して、試作品が完成するまでに1年くらいかかっています。母親も率直に、改善点を指摘してくれたことがとても参考になりました。

 最も知恵を絞ったのが、見た目よく作るために工夫した、アンダーカットの形態です。もちろん歯の治療もやり直し、残っている歯のコンディションを維持するため、歯ブラシ指導もきちんとやりました。

 完成した時には、「これはいいね。しゃべりやすいし、つけて寝てもわずらわしくない」ということで、試作品から半年後にようやく合格点をもらいました。さらにそこから1年経過を見ることにしました。そして何事もなく1年が過ぎました。
 「こんなにぴったりフィットの入れ歯は初めて。いちじくの種もゴマみたいな小さいものも入ってこないし。快適」というコメントをもらったので、この時点でようやく、「商品化していいかも?」と思いました。
 それから、何人かの信頼のおける患者さんにお願いして、この入れ歯を試してもらいました。そして1年近く経過を見て、コメントをいただき、全員一致で、「良い」という手ごたえある言葉をもらいましたので、いよいよ商品化に踏み切りました。この3年間、どなたにも問題は発生していません。

 金属床入れ歯(ディアレスト)は進化する入れ歯ですので、若干マイナーチェンジも行っています。使っていただきながら、さらに使いやすくするために修正するということも時にはあるためです。今のところ、この修正は使っている方と私の間の企業秘密ですが、もしうまくいくようなら、これも将来、標準装備になっていく可能性はあります。

 前述の七つの項目を最低限満たすものだけがディアレストとなりますが、適応症例は、「残っている歯」にかかっています。残っている歯の状態や、どこの部分に何本残っているかが重要で、当たり前かも知れませんが、丈夫な歯が残っていれば残っていただけ条件良く作れます。

 しかし、金属製入れ歯(ディアレスト)はあらゆる発想を駆使して作ります。みなさんの希望次第ではこれまでにない入れ歯をご提供できるかもしれませんので、これからもいろいろなケースに挑戦していきます。こんな入れ歯があったらいいなと思われたら、ぜひご相談ください。

 ゴールをどこに持ってくるかでおすすめ度は違ってきますので、このディアレストだけが入れ歯ではないこともつけ加えておきます。



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「入れ歯治療の新発想」

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