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2015年11月16日

入れ歯美人③ ~『プライベート歯科横濱 技工士ブログ』

もう取れそうなくらいグラグラの歯であっても、大切な自分の歯なので、自然に抜けるまで待ちたいとおっしゃる患者さんは多いです。

たしかに大切な自分の歯ですし、歯を抜くこと自体が気持ちの面で嫌だ思うのも当然のことです。

当医院の院長は、無理やり歯を抜くようなことは一切ないですし、むしろ患者さんが納得される方法で、グラグラの歯のままでも入れ歯を使えるような方法をいつも考えています。

抜きたい時に抜けばいいという方針は、患者さんも安心されるようで、皆さん入れ歯になってもそれほど不安感なく過ごされています。
いざとなったら、数時間で処置してもらえるという気持ちでいられると、ギリギリまで自分の歯で過ごせることになりますから、気分的に楽だと言えます。

数時間で抜けた歯を型どりしたうえで追加するのは、実は簡単なことではなく、限られた時間でバッチリな位置に歯を並べないといけないので、集中力と予想が必要になります。

奥歯の場合には、見ためよりもしっかりとかみ合わせることが一番なので、そのことに集中すればいいだけなのですが、笑ったときに歯が見える位置にある前歯の追加は、非常に気を使います。

グラグラしていた歯というのは、もともと正しい位置に並んでいないことが多いので、その位置に、以前よりも見た目よくしかも他の歯との位置関係をうまく利用して並べるのは、それなりの経験と予想がいります。

特に左右の歯も乱れた歯の場合には、通常よりも2~3倍も大変です。
また、歯の入るスペースが大きすぎても小さすぎてもひと苦労です。

なんとかうまくまとまるように試行錯誤しながら、何度も並べ直してやっといい感じの歯並びになったときには本当にうれしいものです。

患者さんから言われた注文に対して、正確に結果を出し、なおかつその注文以上の成果を出したいと常々思っていますが、自然の口元というのはなかなか思ったようにさせてくれないこともあり、いつまでも勉強していかなくてはいけないと実感しています。


プライベート歯科横濱のホームページはこちら。
横浜市中区山下町の歯科医院 tel 045-663-3724

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

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https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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