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2015年12月 7日

自分好みの差し歯にする① ~『プライベート歯科横濱 技工士ブログ』

前歯の差し歯を作るとき、最終の完成品を作る前に、仮の差し歯を当医院では作ります。

1回で満足してもらえる場合もありますが、2回以上~数回、仮の歯を作り直します。
料金は当医院の場合、最初の費用にすべて含まれています。長期でなければ、追加費用なしでやっております。

これは患者さんに満足してもらわないと意味がないという院長の方針でもあります。

そして、作り手の技工士としましては、患者さんからの注文をお聞きして、どのような形がお好みなのか、話をしながらつかんでいきます。女性の患者様の傾向としましては、歯も小さめで少し丸くかわいい形にしてほしいという希望をよく言われます。

差し歯専門の技工士でしたら、思い切り小さくてかわいい歯は作りにくいので、おそらくひと回りか、二回り大きめのサイズの歯を作ると思いますが、私はできるだけ患者さんの要望に応えたいので、思い切り小さい仮の歯をつくることがあります。

最終的な完成品は差し歯専門の技工士に依頼するので、依頼された技工士は困ったなと思っているでしょうが、患者さんの要望が第一ですので、当医院ではそのようにしています。

そのような日常の仕事の中で感じるのは、患者さん本人を目の前にしないで、いい感じの差し歯を作るのは、並大抵のことではないなということです。
私は、仮の歯を作っていますが、いつでも院長に呼ばれて、患者さんの希望の歯に修正・変更できます。
しかし、歯科医院にいない技工士は、唇も顔の印象も何もつかめないのに、型だけ与えられてそれなりの歯を作らなくてはいけないわけですから、かなり無理があると言えます。

例えばスカイツリーを描く場合に、スカイツリーを見ながら描くのと、見ないで描くのとではやはり正確さや見た目の良さに差ができると思います。

患者さんの好みに合わせて絶妙にいい感じの歯を作るのも、実際に入れてみて何度も確認してもらって、OKが出てから完成させるのが当然いい方法だと言えます。

歯の場合には、絵を描くようにはいかなくて、他にいろいろ条件はありますが、その中でも見た目も機能性も良く、患者さんに満足してもらえる歯にするには、それなりの時間とエネルギーが必要であり、また患者さんのお話をよく聞いて、互いに良いコミュニケーションをとりながら、完成品までもっていくのが大切だと思っています。


プライベート歯科横濱のホームページはこちら。
横浜市中区山下町の歯科医院 tel 045-663-3724

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

医院サイト:
https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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