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2016年4月19日

危険な入れ歯②

1~2本歯が抜けた状態で、どうするのが一番いいのか?

最近ではインプラントをすすめるドクターも多いですが、やはりインプラントはリスクが高い治療になるので、ここではそれ以外で考えます。

①ブリッジ
②保険の入れ歯
③自費の入れ歯

この3つの中から選択することになると思います。

それぞれの治療にメリット・デメリットがあると思います。他のサイトでもいろいろ紹介されているかと思います。

どれを選択するかは患者さんが決めることで、どれが一番その患者さんに合っているかは、結局やってみないことにはわからないと言えます。

そもそも歯の治療の中の「補綴(ホテツ)」と言われる人工の材料で修復する仕事は、物づくりの面が大きいので、物というのはやはり試して使ってみないとわからないというのが、正直なところだと思います。

専門的なことがわからないのに決められない、性格上なかなか決められない、治療したあとに後悔したくない、という人もたくさんいると思いますので、どれにするかを決めるうえで、大切なことは、単純に全部試してみるということだと思います。

そして、全部試していくには、その順番が大切です。

①⇒②⇒③はできません。その逆で、③⇒②⇒①ならできます。

まずは歯を何も削らないままでスタートします。
技術的にそのような入れ歯を作れる医院でないと無理ですが、歯の型をとっただけで、それなりにしっかりした入れ歯を作り、試してみるのが、最初です。

保険診療でそのような入れ歯は作れませんので、自由診療の入れ歯になります。
保険診療では、保険申請ができる形の入れ歯しか作れないので、前後の歯を削ったり、前後の歯に高負担させて作るような入れ歯になってしまいます。
保険診療では基本的に1度しか入れ歯を作れないので、そのたった1回で結果を出さないといけないという中での入れ歯づくりになりますので、必要以上にしっかりした入れ歯を作ることになってしまうと私は思います。

すると、今度は前後の歯に何らかの影響が出てくる可能性も高くなるので、患者さんによって、時間が経過したときに、結果的に良かった場合と良くなかった場合があると思います。

可能であれば、いきなり前後の歯を削ることなく、今のままの形で使える入れ歯を考えて作るというのが、一番ベストな方法ではないかと思います。

そして、それでだめならば、前後の歯を利用して少し手を加えてから、再度入れ歯を作り、試して使ってみるということになります。

そこまでしても入れ歯でダメな患者さんは、もっと前後の歯を大きく削って、ブリッジという3本~4本つながった差し歯にされればいいと思います。

ブリッジは前後の歯にかなり負担がかかる治療ではありますので、前後の歯のケアをしっかりしていただきたいと思います。

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2016年4月18日

「噛める入れ歯作ります」に名医なし

 よくネットで見かける「なんでも噛める入れ歯作ります」という謳い文句を挙げている歯科医院は、漏れなく、患者さんの期待を裏切ったことがあるはずです。
 
 なぜなら「噛める、噛めない」は患者さんの主観で決められているものだからです。誰が何と言おうと、歯科医師が噛む噛めないを決めるものではありません。
 意地の悪いことを言えば、その歯医者さんが嫌いで、故意に患者さんが「噛めない」という場合でも、それは甘んじて、噛めないにカウントしなければならないのです。それがプロの仕事と言うものです。

 他の業種に置き換えて考えてみてください。例えば、一流の料理人が「私の作る料理は美味しいよ!」と言うでしょうか?きっと言わないと思います。言った時点で三流です。美味しいか美味しくないかは、お客が決めるものであり、お客がまずいと言えば、いくら自信があっても、まずいという評価なのです。
 自分に厳しい一流の料理人なら、そんなことは百も承知で、だからこそ、絶えず研究、努力を続けて美味しいものを追求していくのです。
 結果的に美味しいものを出し続けていけば、例え1000人中一人くらい「まずい」という判断を下したとしても、一般的な評価はおそらく「その料理人の作る料理は美味しい」という評価に変わりはないでしょう。
 
 逆に一流なら、その「まずい」理由をまた改善し、さらなる努力をするはずです。
 そしてそのことで、「私なんてまだまだ未熟者です」と言ったとしても、世間はその流儀がさらに一流と認めるでしょう。
 プロの料理人は道具などの扱い、客のもてなしで、その洗練された無駄のない所作が素人にも雰囲気で伝わってきます。「私の料理は美味い」などと、ことさら叫ばなくても、相手に理解させることこそが、日本人的で上品な作法でしょう。

 歯科医師も同じではないでしょうか?「私は噛める入れ歯を作れる」と言った時点で、名医どころか私としては三流だと思います。
 もちろん患者さんを呼び込むための宣伝文句だということは百も承知ですが、百も承知で「噛める入れ歯を作る」ことをすべての患者さんとお約束するほど、患者さんにとって残酷なことはないことを、そういった歯科医師は本当に理解しているのかどうか、もう一度、医療人の良心に聞いてみてはいかがでしょうか。
 
 ちなみに当医院では、入れ歯は本来、噛めないもの、扱いづらいものというところからスタートしております。噛めることをお約束することはできないかわりに、患者さんの口で自ら「噛めてます」と言ってもらえることを最大の目標に、プロの流儀でスタッフ一丸となっていい入れ歯を追求しております。 

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

医院サイト:
http://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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