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2016年5月 7日

ダイエット 入れ歯

日々入れ歯を作っている中、特に総入れ歯を作っている時に思うことがあります。

総入れ歯は28本の歯の土台となる床(しょう)と言われる部分が必要なので、この土台の部分が患者さんにとっては、どうしても異物感でいやになる人がいるだろうなと思っています。

それまで口の中にこのような分厚いプラスティックなんて入ってなかったわけですから、患者さんにとっては、毎日の生活の中でしゃべったり、食べたりするうえで邪魔な部分となってきます。

舌(ベロ)が常にあたる位置にありますし、食べ物を食べても上のあごの天井部分はプラスティックでおおわれているので、味覚という点でかなり、おいしさも半減するかと思われます。

そのとき、ふっと思ったのは、逆にこの異物感を利用して、ダイエット器具として使えないものか?というものです。

医療ではなくなってしまうかもしれませんが、食べ過ぎを抑えられない人やダイエットを強くのぞむ人にとって、食べにくくすることというのは、それなりにメリットにならないか?と思いました。

一度、試しにやってみても悪くない方法じゃないかと。

うちの医院は、ます歯を抜かないで入れ歯を入れるのですが、その際に「入れ歯のようであって入れ歯ではないプレート」を一度体験してもらいます。

これは、単に歯の型をとって、その型をもとに、歯の部分がついていない入れ歯を作ります。
つまり上あご・下あごの内側にだけぴったり合った入れ歯のようなプレートになります。

初めての人は、これだけでも以前よりかなり異物感はあるでしょう。
食べにくいでしょうし、発音もしにくくなると思います。

固定式ではないので、いつでも取り外しできます。(取り外しできないようにもできますが、清掃性という意味で良くないので、普通はしません。)

ダイエットしたい人にとっては、もしかしたら食べ物がおいしく感じにくくなり、食べ物をかむ行為も少し難しくなるので時間がかかるようになり、全体的な食事量が減少していくのではないか?
とあくまで希望的な観測ですが、危険な方法ではないので、可能性の一部としてありかなと思います。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

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入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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