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2016年7月29日

ちょっと待って!歯を抜く前に確認してほしい3つのこと

こんにちは!
助手の神藤です^^

突然、先生から「この歯は抜歯です」と言われると「なんで?!」ってなりますよね?
抜きたくないし、痛いのも嫌だし、不安だし...むしろ、本当は残るんじゃないの?!など
いろんな思いがあると思います。
そんな抜歯だと言われてしまったとき確認してほしい3つのことをお伝えします。

  1. 痛みがあるか

    まずは、抜くと言われた歯に痛みがありますか?
    どんな場合であっても耐えられない痛みである場合は、すぐ抜いてしまった方がいいです。
    しかし、かんだときだけ痛みがある場合は、かみ合わせを調整すると緩和する可能性があるので少し様子を見てから抜くことを判断するのをおすすめします。

  2. 歯はどれくらいグラグラか

    次にどのくらいグラグラしているのか指で確認してみてください。
    指で触って自覚症状がある場合、まずは歯医者さんでレントゲンを撮ってもらいましょう。
    歯医者さんは、どのくらい歯が骨に埋まっているかを判断基準にしています。
    しかし、どれくらいで抜くっていう明確な基準はないので歯医者さん次第になります。
    では、どれくらいで自覚症状が出るのか気になりますよね?
    早い方ですと歯全体の1/3で感じる方がいますが、ほどんどの方は1/4程度になると感じる方が多いようです。(ちなみに健康な方は歯全体の3/4が埋まっています。)
    歯自体は虫歯になっておらず、レントゲンで見ても1/4ほど残っている場合であれば歯周病ケアがしっかりできれば残せる場合はあるので、まずは歯ブラシを頑張ってみることをおすすめします。

  3. ヒビや割れがあるか

    ・ヒビがある場合
    将来的には抜くことになりますが、強い力がかからないように処置をすればそのままにできる場合があります。
    その場は抜かずに済みますが、どれくらいの期間使えるのかは力のかかり具合や隣り合っている歯の状態により残せる期間が変わります。
    ・割れてしまっている場合
    割れていても痛みがなければ、ヒビと同じようにその場は抜かずに様子をみることもできますが、痛みがある場合がほどんどなので抜くことが多くなります
    またその場で痛みがなくても、いずれはすき間からバイ菌が入り炎症を起こして腫れてくることが多いです。
    ヒビや割れていると言われても、見間違いのこともあります。
    痛みや不快感などの自覚症状がない場合、別の歯医者さんで確認してもらうことをおすすめします。

いかがでしたか?
自覚症状がなければ、明確に抜かなくてはならない基準はなく歯医者さん次第!
保険では誤診が許されず残せない歯を残してしまうと問題になってしまうため抜いてしまうケースがよくあります。
保険だから選択できない治療もあるので、まずは「自由診療でも無理ですか?」と聞いてみるのもいいと思います。
根だけでも残れば、かむ力や快適度が大きく違います。
是非、「他の歯医者さんへ行ってみる」「自由診療を受けてみる」ということも考えてみてください。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

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https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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