最近、やたらとエビデンス(科学的根拠)という言葉が使われていますが、科学論文=エビデンスと勘違いしている先生のなんと多い事でしょうか。大学院出の先生ですら、そうですので、一般の人は歯科医師から「論文に書いてあるから、これは科学的根拠がしっかりしてるんです。」と説明があれば、おそらく。「だったら大丈夫、安心の治療ね。」と思うでしょう。
しかし!!!
私からすれば、こんな研究者気取りのごっこ遊びは、歯科界のマイナスとなるので、やめてもらいたいのです。
エビデンスというのはこんな単純なものではありません。
ちょっと調べてみたら、その論文はネズミのデータだったりします(人を対象にしたデータは全くと言っていいほどありません)。
あるいは、世界での発行部数が数百部の論文雑誌だったりします。
あるいは、その論文を評価する「レフェリー」と呼ばれる人がいない雑誌っだったりします。
あるいは、数十年前の論文だったりします。
あるいは、歯科だけしか通用しない雑誌だったりします(基本的に世界を揺るがす歯科の発見、発明は、いわゆる歯科雑誌には載せません。その理由はレベルが低いので、内容が世界を揺るがすくらいなら、少なくともネイチャー、サイエンスクラスの雑誌に載せないと割に合わないのです)。
要はポンコツ雑誌のポンコツデータを引き合いに出されて、その受け売りを患者さんに応用してもかえって迷惑なのです。
患者さんは簡単に信じてしまします。ネットでマニアックな一部の先生が絶賛している情報はほとんど効果なしです。その証拠に劇的にその治療法は広まらないですよね。そんな治療がポンコツなのは、私なら反例をあげて、「だから効果なし」で即終了です。
逆に言えば、99%以上の論文はほとんど臨床応用ができないものばかりなのです。ノーベル賞受賞者である山中教授のiPs細胞ですら、臨床応用するために、日本で最高の知識と人材をそろえても、こんなにも時間がかかるのです。
だったら何を信じたらいいのかと言えば、残念ながら、本気で上のクラスを目指して研究した人でなければ、これはわからないです。教科書に書いてあることが、案外嘘が多いよね。というレベルまで勉強しないとまず無理でしょう。
自分で判断できないけれど、納得の根拠が欲しい方は一度当医院にお越し下さい。お待ちしております。
こんにちは!
歯科助手の神藤です^^
まだ20~30代のうちに入れ歯になると本当にショックですよね。
入れ歯になるその前に!
気をつけてほしいことがあります。
そんな、当てはまったら要注意な症状を3つお伝えします!
歯をみがくと出血する。
歯みがきや歯間ブラシで出血する人は「歯周病」かも!
痛みもなく出血している場合は早めに歯医者さんでケアしてもらう必要があります。
歯ぐきが健康な状態であれば、歯ブラシや歯間ブラシ程度では出血しません。
出血するということは、歯ぐきが腫れているということ。
このまま放っておくとムシ歯になっていない健康な歯でも抜けてしまうことも!
正しい歯ブラシと歯間ブラシの使い方を学んで、毎日のケアもしっかりしましょう♪
意外と歯間ブラシを使っていない人が多いですが、
できれば毎日使ってほしい優れた歯周病ケア方法ですよ。
何もしていないのにあごが疲れる。
何か食べているわけでもないのに、あごが疲れている
朝起きるとあごが疲れている感じがすることってありませんか?
実はそれ、食いしばりかも!
集中したり、ストレスを感じたり、重たいものを持ったり
日常でなかなか気づきにくいですが、意外と食いしばっていることって多いんです。
その中でも一番多いのが寝ているときの「歯ぎしり」。
みんなやっていることですが、かむ力が強い人だと大きな負担になります。
スプリントやマウスピースなどを入れて食いしばりの力を軽くしてあげると良いですよ♪
治療したところがみがきにくい。
今まで入っていた歯間ブラシが治療したことによって入らなくなった経験はありませんか?
放っておくと歯周病になってしまうかも...
今まで使っていた太さの歯間ブラシが入らなくてもいいですが、
市販の一番細い歯間ブラシが入らないのは危険です。
今、治療中で仮歯の場合であっても歯間ブラシができるようにしておくのがベスト!
入らないようなら、作り替えも検討してください。
伝えてもみがけるようにしてくれない歯医者さんは歯医者さん自体を変えた方がいいかも。
当てはまったら要注意!
いかがでしたか?
大人になってからは意外とムシ歯にはなりにくいもの。
気を付けてほしいのは「歯周病」と「かみ合わせ」なんです。
ムシ歯0でも歯周病にはなります。
かみ込みが強いだけで歯にヒビが入ってしまうことも。
何も症状がない今のうちからしっかりケアしましょう♪
「かかりつけの歯医者さん」を決めておくのがベスト!
ムダに歯を削りたくないですし、痛い思いは避けたいですよね。
本当なら経過観察でもいい治療って実はたくさんあるんです。
そんなとき、役に立っているのがレントゲン。
健康な状態のレントゲンや症状があるときのレントゲンなど
何枚も過去のレントゲンがあると正しい治療をすることができます。
ずっと自分の歯で過ごそう!
痛みがないとなかなか行きにくい歯医者さんですが、
実は、痛みがないときにケアをすることがとっても大切!
一生自分の歯でいられたらいいですよね?
歯周長もしっかりケアすれば治ります。
そのためにもしっかりケアをしてもらいましょう♪