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2016年9月29日

保険診療で大丈夫なのか 2

保険診療で作られる入れ歯は、プラスティックの分厚い入れ歯になります。
薄くて丈夫で快適な金属製の入れ歯は、保険診療では作れません。

例えば、入れ歯ではなく、普通の1本の歯を考えた場合に、この1本の歯を治療して、最終的に何かかぶせ物をセットするとしたら、金属製かあるいはセラミック、最近ではジルコニアという別名白い金属と言われるものを希望される患者さんも多いです。

つまり、最終的なものは、強くてきれいで安定した材料でしっかり作ってセットするというのが、当たり前だと思います。

同じ口の中に存在する入れ歯も、基本的には同じ考えがいいのです。
プラスティックは調整しやすいからという理由もなくはないのですが、逆に言うと、安定していない材料であると言えます。

10年以上使っていても、変形することなく、安定しているのはやはり金属製の入れ歯です。
しかも、薄くてかたくてしっかりしていますので、かみ合わせも安定したままですし、壊れにくく、快適な入れ歯になっています。

10年の間に、何度もプラスティックの入れ歯を作り直すよりも、さまざまな面でメリットがあるのが、金属製の入れ歯になります。

もちろん治療しないといけない歯が残っていたり、いきなり最初から金属製の入れ歯にするのは、おすすめできません。
1本の歯の治療と同じように、入れ歯も最終的なものは、金属製の入れ歯がいいということです。
今現在ある入れ歯としては、金属製の入れ歯以上のものは他にないと言っていいと思います。

歯科医院によって、また入れ歯を作る歯科技工所によって、それぞれ作りはちがっていて、またこれも賛否両論あるところですが、プラスティックか金属かで比較すれば、確実に金属の方が良い入れ歯になるかと思います。

ただ、金属製の入れ歯と言っても、実はピンキリですので、良質な入れ歯を作る良い歯科医院を探さないと、保険のプラスティックの入れ歯よりも良くなかったというような金属製の入れ歯もありますので、お気を付けてください。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

医院サイト:
https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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