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2017年3月 6日

総入れ歯を、自分らしい歯にしたい

技工士の関戸です。

総入れ歯を入れている患者さんから、「自分の今の入れ歯は、作り物の歯のように見えるので、もう少し自然な感じにして新しく作ってほしい」、と言われることが多々あります。

人前でしゃべることが多い患者さんや、接客をされている患者さんは特に細かい注文をいただいたりもします。

入れ歯に使われる人工の歯を、われわれは人工歯と呼んでいます。(天然の歯は、天然歯と呼びます)

この人工歯は何百何千と種類がありまして、日本のメーカーだけでなく、海外メーカーもたくさんあります。各メーカーでオリジナルの人工歯を作っていて、それぞれに特徴があります。

保険診療で使われる人工歯はだいたい日本の有名なメーカーのものが多いと思います。
自由診療で使う人工歯は海外から取り寄せるものもありますが、海外製品は外国人の歯をもとに作られていますので、日本人に合うかどうかは定かではありません。
何でも海外製品がいいというわけではなく、その患者さんに合った形と色の人工歯を選択することが一番大切だと思います。

入れ歯の歯だからといって、不細工なことはありません。
むしろ、理想的できれいな人工歯は今ではいっぱいあります。

はじめて入れ歯にされた患者さんの多くが、「これならばもっと早く入れ歯にしたほうがよかった」と言われるのも、きれいな人工歯が並んで良い感じになるからだと思います。

どの人工歯にするかは、患者さん自身が最終的に決めることですが、はじめはよくわからない患者さんも多いので、私のほうで、顔だちや口元のイメージから選ばせていただいています。残っている歯がある場合には、当然、参考にしますし、それまで使っていた入れ歯を見させていただいて、それよりも良い感じの人工歯を探して、おすすめして使うようにしています。

うちの医院は1度入れ歯を作ったら終わりというわけではないので、出来上がった入れ歯を使っていく中で、「もっとこんな感じの歯で、こんな風に並べたい!」という希望をお聞きして、アレンジを加えていくようにしています。

もちろん1回目に作る入れ歯で充分満足していただける人がほとんどなのですが、実際に入れ歯を使って行く中で、患者さんそれぞれに入れ歯に対する希望も、好みも変わっていくことはよくありまして、そういう患者さんの中から湧いてきた要望をできるだけ汲み取って、よりよい入れ歯になることを、私も作り手として望んでいます。

どのような形であれ、最終的に患者さんにとって満足できる入れ歯になることが目的ですので、それまでいろいろお話ししながら、先生と患者さんとともに、試行錯誤を繰り返していくというような取り組みをしています。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

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https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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