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2017年5月 1日

入れ歯がきゅうくつだ。締め付け感がある。

保険診療で作る入れ歯や、自由診療の入れ歯でも、歯科医師の考え方で、非常にタイトにがっしりと歯に固定する入れ歯を作られる場合があります。


天然の歯でさえ少し動揺するように作られているのに、ガチガチに固定されて、入れ歯の取り外しも難しいような入れ歯を作られると、患者さんの中には、「入れ歯を入れているのが苦痛だ!」とか、「きゅうくつで、いつも残っている自分の歯が締め付けられている感じがする」と言われる方がいます。


そのような入れ歯を見ますと、歯に引っ掛ける金属のバネやつめのようなものが、たくさん取り付けられています。こんなにも何個も引っ掛けなくていいのではないかと思いますし、これでは残っている歯がやられてくる可能性が高いとも予想します。


当院の入れ歯は、そのような入れ歯と比べて、格段にやさしい入れ歯で、ひと言で言いますと、「着けていて楽な入れ歯」です。必要最小限の力とでも言いましょうか。できるだけ少ない力で引っかけて、入れ歯を口の中に入れていても、入れている感じがしない、入れているのを忘れるくらいの入れ歯です。


もしもう少し強くしてほしければ、そこから少しずつ強めていきます。
最終的に、患者さんが求める快適な強さの入れ歯になればいいと思います。


女性も男性も同じように強い力で作られた入れ歯は、ある意味で危険でもあります。
例えば、くつ下や下着のゴムの締まり具合とか、時計のベルトの絞め付け具合、靴ひもの強さなど、個人個人で求める強さは異なります。

入れ歯の場合には、最初は弱い力で試してから、徐々に強めていくのが理想だと思います。今だけ良ければいい入れ歯ではなく、将来的にリスクの少ない入れ歯を作ることをおすすめします。

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プライベート歯科横濱
院長 脇田一慶

院長 脇田一慶

医院サイト:
https://www.ireba-yokohama.com/

入れ歯治療は、歯科治療の多様な診療技術が盛り込まれた、いわば歯科治療の真髄ともいうべき分野です。私は、研究者として入れ歯や歯科治療について知り尽くしていると自負し、将来を見据えた価値のある入れ歯治療に取り組み、現在も日々研鑽し学び続け、常に最善の治療をご提供できるように努力しています。

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