目次一覧へA.患者さんが抜きたくなければ、抜かずに入れ歯を作ります

 「数本残っている歯のほとんどがグラグラしていて、抜かないといけないのはわかっているのですが、どうしても抜きたくないんです。今のままではものも食べられないので、早く抜いて総入れ歯にすべきだと、近くの歯医者さんには言われますが、決心がつきません」とFさんは、ため息をつきながら言われました。

 私は答えました。
 「Fさん。保険診療で入れ歯を作る場合には、今のFさんの状態では、歯を全部抜いて入れ歯を作るというのが正解だと私も思います。しかし、ここでは保険診療ではなく自由診療なので、自由な形で入れ歯を作ることができます。Fさんが歯を抜きたくなければ、抜かないままで入れ歯を作りましょう。心配いりません」。

 そして、「今のグラグラの状態のままで入れ歯を入れて、ものを食べながら入れ歯に慣れてください。私の入れ歯は、入れ歯の調整の途中で、歯が自然に抜けてしまったり、歯ぐきが腫れて抜かざるを得ないようになった時にも、新しく作り替えるのではなく、使い慣れた入れ歯に歯を追加して続けて使うことができます」
 Fさんは、少し安心したようでした。

 続けて私は、「Fさんの場合には、最終的にいつか総入れ歯になることは覚悟してもらいたいのですが、それまでは、今の状態でギリギリまでいけますので安心してください。少なくとも3ヵ月は、料金の追加なく入れ歯を修理・調整しますよ」と伝えました。



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「入れ歯治療の新発想」


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