入れ歯がはじめての患者さん②

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入れ歯がはじめての患者さん②

技工士の関戸です。

 

はじめて入れ歯を入れる人の多くは、1本~3,4本の入れ歯の方が圧倒的に多いです。総入れ歯の方ではじめてという患者さんもいますが、本数の多い入れ歯の患者さんは、入れ歯経験者の方がほとんどです。特に、1本歯を抜いたとか、ブリッジの部分が抜けたということで、はじめて入れ歯を検討される人が一般的だと思います。

 

1~3,4本の小さな部分入れ歯をはじめて使う場合に、一番気になられる点が、入れ歯の異物感です。それまで自分自身の歯であったところに、金属とプラスティックで作られた入れ歯がセットされますと、やはり今までの感覚とまったく同じというわけにはいかないです。

 

当院の入れ歯は、そのような異物感の問題を解決するために、他の歯科医院では手に入らない、私が考案したセキトデンチャーというものもありますし、少し本数の多い入れ歯でも異物感をできるだけ軽減したスマートな入れ歯を製作しています。

 

保険診療で一度作られてから当院に来られた患者さんからは、保険の入れ歯よりもかなり異物感が少ないとよく言われます。自由診療で費用のかかる入れ歯ですから、いろいろな点でメリットはございます。

 

はじめて入れ歯を作って、入れ歯にだんだんと慣れてきますと、例えば眼鏡をかけているようなもので、日頃そんなに不都合を感じることはなくなると思います。そして、一度入れ歯を経験しておくと、今後、他の歯に問題が起こった時にも、いつでも入れ歯で対処できるという安心感が生まれてきますので、ある意味で安定した食生活を過ごせるということにつながっていくかと思います。

 

また同時に、自分の歯の大切さというものも経験できますので、1~3,4本のはじめての入れ歯を使われた患者さんの多くが、その後、ご自身の歯のケアをしっかりやっていらっしゃるように思われます。今以上に残っている歯を悪くして、入れ歯の大きさが大きくなっていくのは、決して良いことではありませんから、今の状態を末永く維持して行けるように、われわれも尽力させていただきたいと考えています。

 

前回も申し上げましたが、入れ歯だけが後戻りができる、やり直しの効く治療法ですので、歯が抜けてしまったところの、一番はじめに行う治療としましては、まず入れ歯治療ではないかと思っています。