2026/02/21
入れ歯専門技工士の関戸です。
ここ最近、上下の前歯の噛み込みが強く、深くて、部分入れ歯の作りにくい症例の患者さんがたびたびいらっしゃいます。
もともとそのようなかみ合わせなのか、これまでの治療によってそのようなかみ合わせに変化してきたのかはわかりませんが、下の前歯が上のハグキに食い込んでいるような状態の患者さんもいまして、入れ歯を作るうえでは、とても難しい症例になります。
前歯だけ残っていて、奥歯が上下すべて失っているか、あるいは部分的に奥歯が残っているケースがほとんどですが、このような場合、奥歯を少しづつ高さをとっていきながら、食い込んでいる前歯に少しでも隙間が作れるように改善していくような方法をとることがあります。
極端に高さを上げるといろいろな問題が起こりますので、その患者さんに合わせてじっくり時間をかけて高さを上げていきながら、慣れてきたら、ダメになっている前歯のブリッジをはずして、入れ歯に変えていくという手段をとっています。
もう一度ブリッジにできる患者さんの場合には、ブリッジされるのがいいかと思いますが、歯の状態が悪く、もうブリッジにはできない患者さんの場合に、このような方法で取り組んでいます。
なかには、入れ歯に変えたほうが、見た目も良くなったし、食べやすいという患者さんもいらっしゃいますが、前歯に入れ歯の床の部分があるのであまり気持ち良くないという患者さんもいらっしゃいます。
はじめは、入れ歯の床の部分をプラスティックで製作しますが、希望される方には金属製の床の入れ歯に変えてもらうことで、プラスティックよりも4倍~6倍薄く仕上がりますので、あまり気にならなくなったというお言葉をいただいています。
若い世代の総入れ歯
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