2026/01/24
入れ歯専門技工士の関戸です。
総入れ歯といいますのは、歯が1本もない、あるいは、歯の根っこは残っているけれど、いわゆる歯の原型がない状態の患者さんのために、上のあご及び下のあごに全体的な歯を並べて作った人工の補綴物のことを総入れ歯と言います。
歯が1本もなく、ハグキだけの患者さんよりも、根っこが数本でも残っている患者さんは、入れ歯をしっかり止めるための装置として根っこが使えますので、上のあごのハグキ全体にわたる入れ歯にするのではなく、上あごの天井をくり抜いたような形の入れ歯にもできる可能性があり、より快適な総入れ歯になるケースがございます。
特に、若い世代の患者さんが、そのように、歯が部分的に残っている状態で総入れ歯になることがよくあります。若い世代といいましても、最も若くて20代で、30~40代の方で総入れ歯の方は結構いらっしゃいます。
若い世代の患者さんほど、もともとのあごの骨がしっかりしているので、入れ歯を作るための型どりもうまくいき、総入れ歯は作りやすいことが多いです。
入れ歯を入れるということに対する抵抗感と、入れ歯の異物感に慣れるかというのが一番の問題かと思われます。
その2つをクリアされた患者さんは、見た目も良くなり、機能的にも歯がない状態よりもしっかり食べ物が食べれますので、入れ歯を入れて良かったというお言葉が多いです。
さまざまな理由で歯がなくなったとしても、きちんとした入れ歯を作れば、その後のメンテナンスを怠らなければ、長期間使っていくことは可能かと思います。
若い方の場合、インプラントにされる場合も多いかもしれませんが、若い年代からインプラントにして行って、本当にお年寄りになるまでの長期間、安全に使用できるものなのかどうか、ちょっと不安定な点もあるかと思います。
入れ歯は、長期間使用した後でも、また改めて作り直すことができます。この「作り直せる」というのが、入れ歯の特徴の一つで、修理修正ができるというメリットが、口や歯の安定な状態を保っていくうえで、とても大切になります。
新年 明けましておめでとうございます
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