2016/06/13
くわしく調べたわけではないのですが、おそらく世界最小・最軽量の入れ歯である セキトデンチャーのページを追加アップしてもらいました。ページの一番下のほうです。
https://www.ireba-yokohama.com/comparison/
4~5年前から当院で、数十人の患者さんに使用していただいています。
前後にある、健康な天然の歯をかなり削らないと作れないブリッジが嫌な患者さん。
また、保険診療でも自由診療でも、ほとんどの歯医者さんで作る普通の設計の入れ歯は、基本的に入れ歯を支えるために前後の健康な歯を削って入れ歯を作ります。それが嫌だと思う患者さんが、わざわざ当医院を調べて訪れてくださいます。
このセキトデンチャーを使っている患者さんの多くは、入れ歯を着けている感じがほとんどしないと言ってくださいます。
1本の入れ歯というのは、若い方から、年輩の患者さんまでいろいろな患者さんがいますが、自分の健康な歯を歯医者さんで削りたくないという思いは皆さん同じようです。
近くの歯医者さんでブリッジや入れ歯をする前に、一度、セキトデンチャーをぜひお試しください。
(ちなみに、セキトデンチャーという名前は、脇田院長が名付けてくださいました。)
1本だけではなく、2.5本分まで今のところ成功しております。
2016/06/02
みなさんはあまり興味がないと思いますが、ホームページを作ることは、結構、時間と費用がかかります。文章のリライト、読みやすくするための工夫、写真のレイアウトなど、手間のかかる仕事ばかりです。
しかし、うまくごまかせば利益率が良いのでしょう。ホームページ制作会社、およびそれを利用しての集客コンサルティング会社など、ネットに疎い歯科医院の院長を狙って「ホームページは集客に最も有効なツールです」「集客が上がります」「Google、Yahoo!検索で御社を上位表示いたします」と営業を売り込んでくるところが後を絶ちません。
そういうところは例外なく、「最先端のシステム導入」「最新のソフト」「最近の傾向」など、さも良さげに売り込んでくるのですが、話を聞いてみると中身はポンコツであることがほとんどです。
このネットの世界は20年くらいの傾向、総括、そして未来予測を含め、私たちのチームでも真剣に考えてきたのですが、「プロと言われる会社の人がこの程度なのかあ」とがっかりさせられることがほとんどです。素人でもできるようなことを大金を払ってまでやりたくないというのが本音です。
例えばGoogleはこれまでに検索エンジンをたびたび更新して、その対策に追われている歯科医院が多く、それについていかないといけないというコンサルティングを延々とされるのですが、実はGoogleはある一つの目標に向かって精度を上げてるだけであることが、もう数年前に分かってます(これは私たちのグループの解析ですが、聞けば小学生でもわかるじゃんという解析です)。そのために何をするのが近道なのかもわかってます。Googleは急がば回れの方法を要求してます。そのため面倒で時間がかかる作業をしないと評価されないこともわかってます。
逆に言えば、この20年もの間Googleの方針は全くぶれてないのです。
それは私たちの医院でも、開院当初から最も大切にしている方針でもあります。小手先の評判、目先の利益、などを利用せず、地道に患者さん(お客さん)の生の評価、評判を追求していくという点です。偽の評判を書き込んでも続かないですし、誇大広告、等身大以上に大きく見せるような裏技を使っても、結局はそれを排除するようなシステムをGoogleは構築し、評価基準にしているだけなのです。
おそらく最終的にGoogleが行き着く先は、抽象的ですが、初対面で我々が人を判断するような基準でホームページを評価していくものと思われます。
会話、立ち振る舞い、顔つき、服装、親兄弟、交友関係勤め先など、一般に信用できる人というのはある共通のカテゴリーに属します。もちろん絶対ではないですが、そういった信用カテゴリーを増やすことが、歯科医院作りにも、ホームページ作りにも求められているような気がします。
何年か後に「やっぱりそうだったでしょう」と言えるよう、当医院も患者さんの信頼を少しずつでも増やせるように日々頑張っていきます。
2016/05/23
病は気から。一般的にケガや風邪、ちょっとした感染症、体調不良などは自力で治すことができますが、虫歯は自力で治すことができません。
「虫歯は感染症である。」ということはほぼ100%の歯科医師が認めるところですが、ではなぜこの感染症である虫歯が、ほかの感染症と異なり、自力で治らないのでしょうか?
実はほとんどの感染症は体の中で「抗体」と言われるものができて、それがターゲットととなる病原菌を「標識」してくれることにより、攻撃対象として体の中で処理されます。ここが大切なところで、抗体が病原菌をやっつけてくれる訳ではないのです。単に敵に対して目印を付けてくれるだけなのです。実際にやっつける部隊は、白血球である、リンパ球と言われるものです。
そこで話を戻して、虫歯に対する「抗体」はできないのでしょうか?と言われたら、できてると思います。皆さんの口腔内に一定量常に存在していると思います(ラットの歯の中には抗体が存在していることが確認されていますが、何かに感染している証拠です。歯の内部は決して無菌状態ではありません)。ではなぜそれが劇的に効果を発揮しないのかと言われると・・・。その答えはこの文章中にすで書いてありますので考えてみてください。
当医院の患者さんには、初診からこんな基礎的なお話をたくさんさせていただいております。歯が悪くならないためには、患者さん自身が、敵を正確に理解していただくことが大切なのです。
こういったお話が理解できれば、同様の理由で、虫歯のワクチン、歯周病のワクチンができても、おそらく効かないよ。ということは、容易に分かるかと思います。
2016/05/07
日々入れ歯を作っている中、特に総入れ歯を作っている時に思うことがあります。
総入れ歯は28本の歯の土台となる床(しょう)と言われる部分が必要なので、この土台の部分が患者さんにとっては、どうしても異物感でいやになる人がいるだろうなと思っています。
それまで口の中にこのような分厚いプラスティックなんて入ってなかったわけですから、患者さんにとっては、毎日の生活の中でしゃべったり、食べたりするうえで邪魔な部分となってきます。
舌(ベロ)が常にあたる位置にありますし、食べ物を食べても上のあごの天井部分はプラスティックでおおわれているので、味覚という点でかなり、おいしさも半減するかと思われます。
そのとき、ふっと思ったのは、逆にこの異物感を利用して、ダイエット器具として使えないものか?というものです。
医療ではなくなってしまうかもしれませんが、食べ過ぎを抑えられない人やダイエットを強くのぞむ人にとって、食べにくくすることというのは、それなりにメリットにならないか?と思いました。
一度、試しにやってみても悪くない方法じゃないかと。
うちの医院は、ます歯を抜かないで入れ歯を入れるのですが、その際に「入れ歯のようであって入れ歯ではないプレート」を一度体験してもらいます。
これは、単に歯の型をとって、その型をもとに、歯の部分がついていない入れ歯を作ります。
つまり上あご・下あごの内側にだけぴったり合った入れ歯のようなプレートになります。
初めての人は、これだけでも以前よりかなり異物感はあるでしょう。
食べにくいでしょうし、発音もしにくくなると思います。
固定式ではないので、いつでも取り外しできます。(取り外しできないようにもできますが、清掃性という意味で良くないので、普通はしません。)
ダイエットしたい人にとっては、もしかしたら食べ物がおいしく感じにくくなり、食べ物をかむ行為も少し難しくなるので時間がかかるようになり、全体的な食事量が減少していくのではないか?
とあくまで希望的な観測ですが、危険な方法ではないので、可能性の一部としてありかなと思います。
2016/05/06
保険診療で作られた入れ歯が怖くて入れられないという患者さんがいらっしゃいました。
入れ歯を見せていただき、院長に歯の型をとっていただきますと、
やはり金属のバネがこれでもか!というくらい入れ歯についていて、しかも入れ歯の維持のために、健康なきれいな歯を何か所にもわたって削られていました。
患者さんは思わず涙を流されました。
どうやら、本当に深く理解したうえで、歯を削ってもらったわけではないようです。
くわしい説明もなく、深く納得することもなく、いつのまにか歯は削られていたような印象を受けました。
保険診療の入れ歯では、維持のため歯を削るのは、当たり前になってしまっています。
これは危険なことだ言えます。
何の問題もない健康な歯を削れば、当然リスクがあります。
こちらに来られた患者さんは歯がしみると言ってました。深く削れば、そりゃあ、しみると思います。また、削った部分は角張っていてハミガキしにくいですので、虫歯になりやすいとも考えられます。
どうしてこのようなことが常識になっているのか、日本の保険診療はこれでいいのか、疑問です。
当医院の院長は、13年くらいご一緒していますが、一度も入れ歯の維持のために、健康な歯を削ったことはないです。
歯を削らないでも作れる入れ歯があるからですが、不必要に健康な部分を削らないこと、抜きたくない歯は抜かないこと、普通の歯の治療でも、できるだけ天然の歯の部分を残そうとされています。
天然の歯は一度削ったら、もう二度と元には戻りません。
6歳から生え始めてこれまで毎日毎日使ってきた自分の健康な歯を、簡単に削るようなことは、非常にもったいないことですし、うちの院長は決してしません。
その分、治療に時間がかかる場合もありますが、それでも今後の長い人生を考えたら、少しくらい時間と労力がかかっても、安全で安心な治療をするほうが一番いいですし、入れ歯もできるだけ危険な要素の少ない入れ歯が最終的に患者さんにとってよりよい入れ歯になると、思います。