2015/10/19
患者さんが、前歯の形について、ニュアンスで話されたときに、
その患者さんの話していることを正しく理解して、思った通りに修正するのは、とても難しく繊細な作業になります。
どこまで満足していただけるか、丁寧に時間をかけて一度と言わず、何度も修正します。
そうして患者さんの希望の歯の形になり、満足していただけた際には、本当に歯科技工士として、『患者さんを目の前にして、仕事ができる』ことに感謝いたします。
「百聞は一見に如かず」とも言いますように、直接目で見て、耳で話をよく聞いたうえで、より希望に沿った、歯の形や歯並びに近づける歯科技工ができることに、日々ありがたいと思っています。
2015/10/17
歯科技工士の関戸です。
当医院に来院される患者さんは、女性患者さんが比較的多いため、歯の見ためや形、歯並びに対する希望の強い方がいらっしゃいます。
入れ歯でも差し歯でも、歯並びだけで口元のイメージが大きく変わりますから、気にされるのは、当然のことです。何も女性患者さんに限ったわけではありません。男性の患者さんも好みをはっきり言ってくださいます。
ただやはり非常に繊細なご注文を言われる患者さんは、女性の患者さんが多いとは言えます。そして言われる内容も質が高いといいますか、試行錯誤しながら何度も仮歯として作り込んでいかなくてはならないときもございます。
大変なこともありますが、そのプロセスを経たあと、患者さんに喜んでもらえたら本当にうれしいです。最終段階には、その道の専門の歯科技工士も読んで、色や形の最終チェックを行うことも可能です。
当医院にわざわざ来院していただいたのですから、可能なかぎりご注文をお聞きするようにしています。
2015/10/13
先日、患者さんとの会話の中で、歯科でよく行われる「型どり」が、私としては一番大変で、未だに神経を使うということが、すごく意外だったみたいです。
歯科では一般に削って、型どりしてセットという処置が日常的に行われるものですが、この中で格段に難しいのは型どりです。この型どりがうまくいかなければ、いくらうまく削れていても、良いものは作れません。
ではなぜ「型どり」が難しいのかと言いますと、温度、湿度、患者さんの唾液の状態、口の開き具合、型どりをする器具の入れやすさ入れにくさ、型を外すときの負荷のかかり方、型どり中の抑える力、スタッフの材料を盛るタイミング、型を取って石膏を流す時間をいかに短くするか、石膏の状態(温度、湿度)などなど、いくら厳密にこだわって型をとっても、口の中と全く同一の型の模型を得ることはできないからです。
もっとこだわれば、私の体調によっても変わってきます。そのくらい厳密です。当医院では申し訳ないのですが、型どりのやり直しを何回か行うことがあります。これは私のこだわりにお付き合いいただいているとご理解いただければありがたいです。良いものを作るために皆様のご協力をお願いいたします。
さらに当医院では私がこれでもいいんだけれど・・・と悩んでいる時でも、私が判断する前に間髪入れず、スタッフが「先生。もう1回お願いします」とプレッシャーをかけてきますので、さらに妥協しない良いものができると思います。
2015/10/06
歯科技工士の関戸伸幸と申します。
プライベート歯科横濱にて早くも10年が経過しますが、ここ最近は本当に入れ歯を作るのが楽しくなってきております。
もちろん、患者さんのための大切な仕事ですから、単に楽しんでいるわけではありません。
入れ歯は、結果がハッキリと出ますので、患者さんから満足した言葉をいただくためには、念には念を入れて、確実に丁寧にさぼることなく取り組まなくてはいけません。
でもプライベート歯科横濱では、単に入れ歯を作るだけではなく、患者さんと接して、話を聞いて、患者さんの顔を見ながら作れますので、非常に楽しいのです。
その患者さんに合わせた入れ歯を、どのように工夫して、より良く作れるかを考えながら、今後も日々頑張ってまいります。
2015/10/01
院長の脇田です。今年11月に開院10年目を迎えます。この節目にホームページもリニューアルしました。
この10年で、正しさだけでは患者さんがついてこれないこと、かといって迎合し過ぎても良い治療はできないことを学びました。
そして自信を持って治療に臨むことは悪いことではないが、冷静に謙虚に患者さんを診る姿勢を忘れてはいけないと常々肝に銘じております。
治らない、改善しない時には「何かを見落としているはず」を診療室での合言葉に日々の診療に励んでおります。
正しいもの、良いものだけを追求し、ご来院いただいた皆様のおかげで強い歯科医院に成長しました。これからもプライベート歯科横濱をよろしくお願いします。