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プラスティックの詰め物やかぶせ物が増えている。

技工士の関戸です。

 

先日、数えで100歳になるお祖母ちゃん(妻の祖母)にお誕生日のお祝いに伺った際に、歯のことでいろいろ家族の方と話す機会がありました。

 

私は歯医者さんではないのですが、入れ歯や人工の歯を作っているんだから、わかっているでしょうという感じで、いろいろ聞かれました。

 

その中で、現在近くの歯医者さんに通っていて、保険診療で白いプラスティックですべてやり直してもらっているという話をしておられました。

 

先生のことを信頼されているようなので、余計なことは言わない方がいいと思いつつも、物作りをしている技工士として、最終的なセット物がプラスティックであるというのは、やはりそれなりにリスクはあると思いますと伝えました。

 

プラスティックの材料も良くなって、それほど問題がないと言われていますが、やはりそもそもプラスティックは樹脂ですので、経年劣化しやすい素材ですし、技工士として一番気になるのは、プラスティックと歯の境目が本当にピッタリ合ったまま長期間、維持できるものなのかどうかという不安です。

 

例えば、金属は、人類の歴史上でも数千年使われてきた歴史がありますし、素材として10年どころかそれ以上安定した材料だということができると思います。
プラスティックはどんなに固いものであれ、樹脂ですので、特に熱や力を加え続けられると、変形しやすいはずなのです。

 

数年でやりかえていくという方針ならばいいと思いますが、そのたびにまた通院したり、歯を削ったりする可能性もあります。

 

自由診療のみで治療を行う医院に勤めて、自由診療の技工をしている者としましては、もっとご自身の歯を大切にするために、費用はかかりますが、丁寧でしっかりした治療とセット物を入れていただきたいと考えます。

 

歯は、数十年、毎日必ず使っていくものですので、自分の体の大切な一部だと思っていただいて、時間も費用もかかりますが、のちのろ後悔することがないように、適切な処置をして、適切な入れ歯や詰め物、かぶせ物をセットして使用していただきたいと思っています。

 

2次的、3次的な問題が起こらないように、今の状態を維持していけるように、ぜひ良い治療・良い補綴物(ほてつぶつ)を入れてください。

入れ歯安定剤はできるだけ使わないでください。

技工士の関戸です。

 

患者さんの中には、入れ歯になったら、入れ歯安定剤をつけるものだと思っていらっしゃる人もいて、作ったばかりの入れ歯なのに安定剤を着けられている患者さんもたまにいます。

 

うちの医院では、丁寧に2回型どりをして、精密な入れ歯に仕上げますので、作り立ての入れ歯の場合、まず落ちるようなことはないですから、入れ歯安定剤が必要ないという理由をご説明すると、理解していただけます。

 

コマーシャルの影響というのはすごいものだと思いますが、入れ歯は入れ歯安定剤で止めるものではないですので、くれぐれも入れ歯安定剤に頼ったかたちで入れ歯をご使用にならないでください。

 

きちんと型どりした入れ歯は、問題なくピッタリと歯ぐきに合っています。
ピッタリ合っているのに、間に入れ歯安定剤を入れてしまうと、入れ歯が浮いたり、少し動いたりします。すると、かみ合わせまで変化してしまいます。
1つのことで、いくつもの問題が起こりますので、むやみに入れ歯安定剤は使わないでください。

 

どうしても外出して人前で話す機会があり、もし入れ歯が外れたり動いたりしたら嫌だからという場合にだけ、ほんの少し安定剤を使われてもいいかと思います。

 

しかしながら、長期的に何度も使われるのは、歯ぐきにとっても、入れ歯にとっても良いとは言えませんので、もし問題があれば歯科医院にて適切な処置を受けてください。

 

入れ歯専門の技工士としましては、歯の型や歯ぐきの形はそれほど変化しませんので、ぜひ入れ歯の内面は何も変化させないでいただきたいのです。

 

大きく変化するのは、上下のかみ合わせになります。
新しい道具である入れ歯を、上下あるいは、片方入れたならば、やはりかんだ感じが変わってきます。それまでとは違う感触のかみ合わせでしょうし、それまでと違った道具です。その道具に慣れるまで、一番変化していくのは、やはりかみ合わせの面となります。
ぜひ歯医者さんにお願いしてみてください。

普通の入れ歯はやはり危険だなと思いました。

入れ歯専門技工士の関戸です。

 

78歳になる遠く離れた実家の父親が、3本のブリッジの歯がダメになったということで、それならばうちの医院に来たらいいんじゃないかと言いましたが、遠方なので、とりあえず保険の一般的な入れ歯を作ってもらったらしいのです。

 

すると、一か月もしないうちに、もともと歯が丈夫で、その3本分のブリッジ以外は自分の健康な歯であった父が、なんだか引っかけている2本の歯が動いてきたと言いました。

 

私はとにかく入れ歯をはずしておくように伝え、しばらく食べにくいけど、その入れ歯は使わない方がいいと言いました。そして新しく作り直した入れ歯に変えて、問題なく、リスクなく過ごせているのですが、やはりなんと言っても、一般的な、特に保険診療で作る入れ歯が、ガチガチの健康な歯に力をかけて入れ歯を止めるタイプの入れ歯なので、こんな風に残っている健康な歯がダメになっていくんだなと実感できました。

 

使い続けていたら、きっとその2本の歯がいずれ抜かなくてはならなくなったはずです。
その時に、患者さんは、入れ歯が原因でそうなったのではなく、自分の歯が年齢的な問題もあり弱くなったのだと、勘違いする人も多いです。

 

皆さんも入れ歯を止めている歯がグラグラ動いてきていないか、ぜひチェックしてください。一般的な設計の入れ歯では、止めている歯が弱くなることが多々あります。

 

そして、入れ歯がどんどん大きくなっていき、最後には総入れ歯になってしまう人も見受けられます。もう少し早く、残っている歯に負担のかかりにくい作りの入れ歯にしていれば、快適なままで入れ歯を使えたはずなのに!と思われる患者さんの症例はたびたびあります。

 

大切な残っている歯を守るためにも、ほとんどの歯科医院で提供されている歯に大きな負担をかける入れ歯を選ばないで、歯には少しの負担で歯ぐきでしっかり食べる入れ歯を選んでください。そういう入れ歯を提供できる医院様は非常に少ないと言えますが、ぜひ見つけていただきたいと、入れ歯専門の技工士として、切に願います。

 

追伸
なぜ歯に負担をかける入れ歯だと、歯が弱ってくるのかと言いますと、歯のなくなった歯ぐきの部分は、フカフカしています。歯ぐきは1~2mmくらい厚みがあり、かむたびに入れ歯が沈み込みます。すると、ガチガチに歯に引っ掛けている場合、かむたびに歯が揺らされるのです。何百回、何千回も揺らされると、そりゃ歯も弱ってきます。

 

歯を強く抱かないで、そっと腰に手を添える程度の強さにしておくと、歯ぐきでかんだ時にも、それほどダメージを与えませんし、歯がその力から逃げられるのです。
そのようなイメージの入れ歯を入れられている患者さんは、当医院13年が過ぎましたが、残っている歯がダメになることは、ほとんどありません。ぜひ大切なご自身の歯をお守りください。

 

ただし、歯磨きや歯周病のケアを継続していかないと、長期的に歯を守れないですから、ケアは基本的に受けてください。

かむ力は、相当強いので、入れ歯はプラスティックよりも金属がおすすめ

技工士の関戸です。

 

食べ物をかむ力というのは、かなりなもので、例えば、ステーキの肉を、手でグニャグニャになるまで、細かくするには相当な時間と労力が必要だと、想像できるかと思います。

 

しかし、口の中でムシャムシャと数回かめば、結構細かくかみくだけますし、よく言われるように理想的に30回くらいかめば、ドロドロにもなるんじゃないかと思います。
手先だけでそこまでにするのは非常に難しいでしょう。

 

このように、かむ力、歯の力は、思っている以上に強いものです。

 

ところが、歯を失ってしまって、歯ぐきだけの状態になり、入れ歯を使わないといけない場合に、このかむ力は減少してしまいます。

 

そこをなんとかして、できるだけ元の歯のようにかめるように作るのが、われわれ技工士の力量ですが、かむ力というのは、想定よりも強いもので、長年使っていくには、やはり強度のある材料が適正だと感じています。

 

強い力に耐えて長年使用する素材としましては、やはりプラスティックではなく、基礎の部分が金属でできているのが理想的です。

 

当医院も13年目なりますが、10年以上前に入れ歯を作られた患者さんに関して、金属製の入れ歯を入れている患者さんは、今でもピッタリと歯や歯ぐきに合った入れ歯のままで、しかも上下のかみ合わせの変化もごくわずかしかありません。歯がすり減った分だけですね。

 

反対にプラスティックの入れ歯は、長い年月で修理や修正を加えないといけない場合も多く、作り替えざるをえない方もいらっしゃいます。
入れ歯は人工物でありますので、一生使用できるものではないですが、10年経過して、ほぼ変わらない状態であるのと、変化が多少大きい場合とでは、やはり安定している方がいいと言わざるを得ません。

 

これは、素材として、どうしてもプラスティックはかむ時にややひずむ力が大きいのではないかと思います。基礎の部分に金属がある入れ歯の場合には、一度バランスの良いかみ合わせに落ち着いた場合には、ほぼほぼ変化しないのですが、プラスティックは手でもたわませることができるくらい、曲げたり収縮したりして変化しやすい材料ですので、繰り返し食べ物を強い力で食べていく中で、経年劣化が出てきてしまうからだと考えます。

 

必ずしもすべての人に金属製の入れ歯が合っているとは言えないですが、毎日3食以上食べたり飲んだりしていくうえで、長期的に安定している状態をできるだけ維持していただきたいと、作り手の技工士としては思いますので、ぜひ最終的な入れ歯が金属にされることをおすすめします。

 

残って歯のかぶせ物や差し歯をプラスティックの仮歯のままで終了する人はいないと思いますので、同じく口の中で使っていく入れ歯も、丈夫な金属で仕上げていくのが、バランスが一番いいと考えます。数本以上の大きな入れ歯をお使いの場合には、なおさら、強くて安定した入れ歯を利用されることを願います。他の歯を守っていくうえでも大切なことかと思います。

プライベート歯科横濱 新社員

皆さま、こんにちは。

 

まだご挨拶ができていない方もいらっしゃると思いますが
昨年の12月に入社をさせていただきました
丹羽(にわ)と申します。

 

以前は、某コーヒー店や輸入自動車ディーラーなど
さまざまな企業で勤めておりました。

 

今回、医療関係のお仕事に携わらせていただくのは初めてなので
いち早く業務、知識を身につけ、皆さんの不安な点などを
取り除き心のサポートができるように邁進してまいります。

 

簡単ではございますが自己紹介をさせていただきます!

 

学生時代、サッカー6年、テニス6年経験しておりましたので
幼いころからの体育会系気質の上、わんぱく少女でした。

 

趣味は、御朱印集めなので有名な寺院、神社巡りをしております。

 

お話することがとても好きなので、皆さんとたくさんいろんな
お話をさせていただければ幸いです。

 

まだまだ未熟者ですが、プライベート歯科横濱の一員として
皆さんが当院に来院することが楽しみになるような存在になりたいと
思いますので何卒よろしくお願いいたします。