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保険診療で大丈夫なのか 2

保険診療で作られる入れ歯は、プラスティックの分厚い入れ歯になります。
薄くて丈夫で快適な金属製の入れ歯は、保険診療では作れません。

 

例えば、入れ歯ではなく、普通の1本の歯を考えた場合に、この1本の歯を治療して、最終的に何かかぶせ物をセットするとしたら、金属製かあるいはセラミック、最近ではジルコニアという別名白い金属と言われるものを希望される患者さんも多いです。

 

つまり、最終的なものは、強くてきれいで安定した材料でしっかり作ってセットするというのが、当たり前だと思います。

 

同じ口の中に存在する入れ歯も、基本的には同じ考えがいいのです。
プラスティックは調整しやすいからという理由もなくはないのですが、逆に言うと、安定していない材料であると言えます。

 

10年以上使っていても、変形することなく、安定しているのはやはり金属製の入れ歯です。
しかも、薄くてかたくてしっかりしていますので、かみ合わせも安定したままですし、壊れにくく、快適な入れ歯になっています。

 

10年の間に、何度もプラスティックの入れ歯を作り直すよりも、さまざまな面でメリットがあるのが、金属製の入れ歯になります。

 

もちろん治療しないといけない歯が残っていたり、いきなり最初から金属製の入れ歯にするのは、おすすめできません。
1本の歯の治療と同じように、入れ歯も最終的なものは、金属製の入れ歯がいいということです。
今現在ある入れ歯としては、金属製の入れ歯以上のものは他にないと言っていいと思います。

 

歯科医院によって、また入れ歯を作る歯科技工所によって、それぞれ作りはちがっていて、またこれも賛否両論あるところですが、プラスティックか金属かで比較すれば、確実に金属の方が良い入れ歯になるかと思います。

 

ただ、金属製の入れ歯と言っても、実はピンキリですので、良質な入れ歯を作る良い歯科医院を探さないと、保険のプラスティックの入れ歯よりも良くなかったというような金属製の入れ歯もありますので、お気を付けてください。

保険診療で大丈夫なのか 1

歯科技工士になってから、何百人どころか、何千人の患者さんの口や歯の型を見てきていると思うのですが、良いかぶせ物や詰め物、そして入れ歯をされている人は、ほとんどいないというのが現状です。

 

たまに、良いかぶせ物をされている患者さんの場合、やはりその歯は自由診療でやってもらったというケースが多いです。

 

安かろう悪かろうの保険の技工物だから仕方ないのかもしれないですが、世界の先進国の中でも優秀な国である日本において、もう少し質の高い技工物が、すべての患者さんに提供されるようにならないかと、私は思っています。

 

たまに拝見する自由診療で作られた歯の患者さんの場合、それに合わせてこちらで技工物を製作する時も、非常に作りやすいのです。歯は上下でかみ合っていますので、反対の歯が質のいい歯であれば、その歯とかみ合う歯も作りやすくて、良い物になります。

 

保険診療で作られた歯のまわりは歯ぐきが下がってきているのに、自由診療で理想的な形で作られた歯だけが、歯ぐきが下がっていないというような光景はよく見ます。同じような位置にあって、これだけの差がでるのかと思うほど、技工物の良し悪しは、歯や歯ぐきに影響を与えます。

 

単に技工物が原因とは言えず、年齢的なことや、歯みがきの仕方やその他の原因による場合もありますが、食べ物をグチャグチャになるまで、すりつぶしたり、かみ切るには、かなりの力が必要で、その力に歯ぐきも毎回耐えていて、何度も何度も食べ物が直撃することにより、まるで海岸が侵食される砂嘴や砂洲のように、歯ぐきも減っていくようです。

 

当然、あまり良くないかぶせ物の歯は、歯周病や虫歯にもなりやすい構造になっているとも言えます。

 

しっかりかめて、見た目も良いだけでなく、歯みがきをしても汚れが取れやすく、治療した後に虫歯や歯周病にもなりにくい、そんな歯を入れることが一番の理想だと思いますが、それには、1回や2回歯科医院に通っただけでは難しいと言えます。

 

保険診療では、仮歯でしっかりと確認するという作業がありません。すぐに、型をとって1週間でセットしてしまいます。
本当にその形の歯でよかったのか? 色も見た目も問題ないのか?歯みがきしても汚れが落ちやすいか、虫歯や歯周病になりにくい形になっているのか?
それらのことを全くチェックしないで、新しい歯をセットするというのは、危険だと言ってもいい行為です。なぜなら、次に悪くなったときに、もっとひどい状態になってしまって、もう歯としては使えなくて、抜かなくてはいけないような状態になる場合も少なくはないからです。

 

そのような治療でどんどん入れ歯になっていっている患者さんを多く見ています。保険診療のすべてが悪いというわけではないでしょうが、何十年と使ってきた自分の歯、そしてこれから先、何十年と使っていく自分の歯を、そんなに簡単な方法で治療して、ずっとうまく行けると思うのは、やはり安易だと言えます。

 

歯は、風邪やケガのように、自分自身の自然治癒力では治りません。人工的に何らかの手を加えないと、プラスマイナスゼロの状態には戻らないです。そして、歯の場合は、数年~数十年かけて悪くなっている場合も多いので、短時間の治療で済ませることは、理屈から考えても非常に難しいのです。

 

もっと慎重に、何度も確認して、チェックしながら、最後に安心できるものをセットするというのが、当たり前のこととも言えます。欧米では、保険診療で歯科は受診できませんが、それには理由があって、歯科の正しい治療、質の高い治療は、そんなに安く提供はできないのです。

 

きちっと歯を治療するためには、それなりの時間と費用と労力をかけなければ、最終的にうまくいかないですし、結局、数年後によりひどい状態になることもあり得ます。
できれば、自分の人生とともに、数十年使っていくものとして、じっくり治療されることをおすすめします。

日本の医療について知っておいて欲しい事

みなさんは医療というものが、実際の現場では案外教科書通りに進められていないというとをご存知でしょうか。

 

例えば、身近な車の運転で考えてみていただきたいのですが、

 

路上を見る限り、厳密に教習所で教えてもらった通りに運転している人など、どこにもいないことが分かると思います。医療の現場でも似たり寄ったりであることはみなさんもちょっと想像したら分かるかと思います。

 

ところが、運転免許の場合は、教習所で習った道路交通法の通りに運転しなければ、たとえ些細なことであっても、警察が見ていたりすれば検挙されます。違反行為のすべてが検挙されているわけではないですが、そのくらい厳しいルールの下で、みんな緊張感をもって車の運転をしています。

 

これと同じように、歯科医師法でも、道路交通法と同じく、厳しいルール作りがなされているものと期待されるかもしれませんが、残念ながら、道路交通法よりも相当あいまいなルールになっています。さらには監視もほとんどなし。と言ってもいいでしょう。
つまりその中で自分を厳しく律して、医療倫理に基づいて治療する使命感を持ち続けることは相当困難です。

 

そもそも保険診療の場合には、さらに歯科医師法以外の「国民健康保険法」や「社会保険診療報酬支払基金法」などの制約があるので、その中でやりくりしようとすれば当然、歯科医師法の解釈のぎりぎりを利用して治療する先生がいても、何ら不思議はないのではないでしょうか(個人的には倫理的にはアウトなケースは多々見られますが)。

 

保険診療自体、表向きは治療優先ですが、ルールは教科書に沿って作られていません。
まあ驚きますよね。私も大学を出たての青二才のころは、国家試験では✖でも、現場では〇となるようなルールがあること自体に大変疑問を感じましたが、経済、医療費を抑えるという側面を考えると仕方がないものと今は理解できます。

 

保険診療自体のルールは実学に基づくものがほとんどですので、学術的に合理性があるかどうかは二の次なのです。つまり保険診療を忠実に採用している先生は少なくとも、教科書通りというのは難しいのではないかと思います。

 

中には費用度外視でやる先生もいますが、これは実際には保険制度では違法になります。例えば保険で銀歯しか入らないところを、うちはサービスで良い材料の白い歯を入れますよ。と良かれと思ってやったら、違法になるのです。サービスは全国一律が原則なのです。患者さんもサービスしてもらってラッキーと思うでしょうが、他言しない方がその先生のためです。下手するとその赤ひげ的な良い先生は罰せられます。

 

みなさんのために貢献している先生が罰せられるのです。なんとも納得いかないところですが、これが今の日本のルールなのです。

 

路上には警察がいるので抑止力にはなりますが、臨床の現場ではそれを止める、あるいは監督する人はいません。
みなさんは厚生労働省や地方自治体、医療保険を管轄する社保庁などが、その抑止力になっていると考えるでしょうが、おそらくみなさんが期待するような抑止力にはあまりなっていないというのが正直なところです。

 

もちろん、不正請求に対する抑止力にはなっていますが、不正治療にまで監督は行き届きません。

 

もちろん教科書通りがすべて良いとは言いませんが、もしみなさんが今の保険診療に不満を持っている場合には、歯科医師にも大いに問題があることは事実ですが、そのルールに問題があると考えていただけたら、少しは怒りも収まるかもしれません。

 

保険診療の先生の中には制約のあるルールの中で、本当によく頑張っておられる先生もいらっしゃいます。

 

私とは立ち位置が違いますが、そういった先生は私も尊敬しております。

 

当医院はその点、自由診療ですので、歯科医師法には縛られますが、それ以外は治療に障害となるものはありませんので、比較的自由度は高いのです。
監視役は・・・と言えば、スタッフの関戸と神藤になります。案外彼らが厳しいので、私も緊張感を持って治療ができます。スタッフが間違っていることはきちんと言える環境こそが、今の医療体制には必要なことではないかと思い、実践しております。

華やかに女っぷりをあげて♪入れ歯でも若く見える方法

こんにちは!
助手の神藤です^^

 

入れ歯になると歯ぐきがやせて見えちゃう…
そのせいで年齢よりも老けて見えちゃう…
そんな悩みを抱えていませんか?
でも、大丈夫!
入れ歯でも華やかに若々しく見せる方法があるんです♪
女っぷりがグッとあがる方法をご紹介します。

 

1.上の前歯が見えるようにする
入れ歯で一番気にしてほしいのは「前歯」!
上か下か、どちらの前歯が見えているかで印象が全く違います。
上の前歯を見せるように並べると女性らしい印象に。
下の前歯を見せるように並べると男性的な印象になります。
なので、女っぷりをあげるなら断然「上の前歯が見える」ように並べるのが正解!

 

2.ラウンドの歯を使う
入れ歯に使われいる歯。実は、その歯にもいろんな形があります。
ざっくり分けてオーボイド(丸)・トライアングル(三角)・スクエア(四角)の3種類。
女性らしさをアップさせるならオーボイドとトライアングルの中間型(コンビネーション)を指名して♪
丸いことで柔らかく可愛らしい印象になり、若々しく感じますよ!

 

3.歯並びをちょっとみだしてもらう
せっかく作るのだからきれいに並べたい!っと思うかもしれないですが、みだすのが正解なんです。
なぜなら、みだした方がより自然で自分の歯のような印象に。
歯科技工士さんの技術がものを言うので
「自分がどんな印象にしたいのか」「どういうところが気になっているのか」
しっかり伝えましょう。
歯医者さんに伝えるよりもより的確に並べてくれますよ♪

 

歯科技工士さんがいる歯科医院へ
どれも実現させるには歯科技工士さんが常駐していることが大切!
意外と歯科技工士さんがいない歯医者さんが多いので、
来院する前に歯科技工士さんが常駐しているか確認することがオススメです。

 

困ったら、歯科技工士さんに頼って♪
歯並びこれでいいですか?って聞かれたって、よく分からないですよね。
そんなとき、入れ歯のプロである歯科技工士さんに
「どんな風にしたいのか」伝えてみてください。
しっかりアドバイスをくれますよ♪

 

より自然な歯並びで女っぷりをあげよう♪
いかがでしたか?
芸能人は歯が命って言われるように、歯並びで与えるイメージは違います。
入れ歯も歯並びを変えることで、相手に与える印象を変えることができるんです。
より自然な歯並びにすることで、上品な若々しさが出てより女性らしくなり
自然な歯並びな方が、入れ歯だってことも気づかれなくなりメリットだらけ!
色んな歯並びを試して、もっとオシャレを楽しもう♪

エビデンス、エビデンスとうるさい

最近、やたらとエビデンス(科学的根拠)という言葉が使われていますが、科学論文=エビデンスと勘違いしている先生のなんと多い事でしょうか。大学院出の先生ですら、そうですので、一般の人は歯科医師から「論文に書いてあるから、これは科学的根拠がしっかりしてるんです。」と説明があれば、おそらく。「だったら大丈夫、安心の治療ね。」と思うでしょう。

 

しかし!!!

 

私からすれば、こんな研究者気取りのごっこ遊びは、歯科界のマイナスとなるので、やめてもらいたいのです。

 

エビデンスというのはこんな単純なものではありません。

 

ちょっと調べてみたら、その論文はネズミのデータだったりします(人を対象にしたデータは全くと言っていいほどありません)。
あるいは、世界での発行部数が数百部の論文雑誌だったりします。
あるいは、その論文を評価する「レフェリー」と呼ばれる人がいない雑誌っだったりします。
あるいは、数十年前の論文だったりします。
あるいは、歯科だけしか通用しない雑誌だったりします(基本的に世界を揺るがす歯科の発見、発明は、いわゆる歯科雑誌には載せません。その理由はレベルが低いので、内容が世界を揺るがすくらいなら、少なくともネイチャー、サイエンスクラスの雑誌に載せないと割に合わないのです)。

 

要はポンコツ雑誌のポンコツデータを引き合いに出されて、その受け売りを患者さんに応用してもかえって迷惑なのです。

 

患者さんは簡単に信じてしまします。ネットでマニアックな一部の先生が絶賛している情報はほとんど効果なしです。その証拠に劇的にその治療法は広まらないですよね。そんな治療がポンコツなのは、私なら反例をあげて、「だから効果なし」で即終了です。

 

逆に言えば、99%以上の論文はほとんど臨床応用ができないものばかりなのです。ノーベル賞受賞者である山中教授のiPs細胞ですら、臨床応用するために、日本で最高の知識と人材をそろえても、こんなにも時間がかかるのです。

 

だったら何を信じたらいいのかと言えば、残念ながら、本気で上のクラスを目指して研究した人でなければ、これはわからないです。教科書に書いてあることが、案外嘘が多いよね。というレベルまで勉強しないとまず無理でしょう。

 

自分で判断できないけれど、納得の根拠が欲しい方は一度当医院にお越し下さい。お待ちしております。