プライベート歯科横濱 入れ歯専門サイト

プライベート歯科横濱ブログ

入れ歯ならプライベート歯科横濱にお任せください

知っておきたい!歯の形で与えるイメージの違い

こんにちは。
助手の神藤です^^

 

せっかく前歯を治すなら、自分のお気に入りの歯にしたいですよね。
歯の形を変えると「私の印象」はガラリと変わります。
可愛くに見えたり、上品に見えたり、若々しく見えたり。
意外と知らない歯の与えるイメージについてご紹介します。

 

・繊細で愛らしい!
可愛く見せたいなら、丸い歯
そんなときは、丸みをおびた歯の形がおすすめです。
芸能人でいえば、石原さとみさんや森高千里さんなど。
キュートで愛らしい笑顔がとても印象的ですよね。

 

・しとやかな雰囲気!
上品に見せたいなら、三角や四角い歯
そんなときは、シャープな印象の三角や四角い形がおすすめです。
芸能人でいえば、柴咲コウさんや小泉今日子さんなど。
洗練されたたたずまいが印象です。

 

・パッと華やか!
若々しく見せたいなら、あえて乱してみる
歯の形の他にも、歯の位置や方向によって見え方がだいぶ変わります。
若々しく見せるなら、乱してみるのもおすすめです。
もちろん、極端に乱す必要はありません。
芸能人でいえば、優香さんや深田恭子さんなど。
ちょっと角度を付けたりするとグッと自然な印象に近づきます。
いつまでも若々しく、元気な印象ですよね。

 

いかがでしたか?
歯の形は3パターンほどと少ないですが、相手に与える印象は大きく変わります。
自分のなりたいイメージはあると思いますが「やってみないとわからない」のが不安ですよね。
せっかく自由診療を選択するのであれば、仮歯のうちにいくつかやってみましょう!
髪型のようにお好きな印象にイメージチェンジすることも可能ですし、元の歯の形にしたいなどの要望にもお応えできます。
お写真を片手にお問い合わせください^^

患者さんに感謝!①

先日、セットされた入れ歯の最終確認の際に、わざわざお呼びいただいて、私に御礼言ってくださった患者さんがいらっしゃいました。

 

見た目の希望が高い患者さんでいらして、2度ほど作り直しをしました。
本来でしたら1回でバッチリな見た目に仕上げて終了できるのが理想なのですが、
ご本人様の希望と、私の想定した歯並びに差がある場合には、作り替えた方が得策なことはよくあります。

 

当医院では、こちらの理想で並べた歯並びで気に入らなければ、また作り直すことをやっています。
女性の患者さんは特にご要望のレベルが高いので、難しい時もありますが、患者さんの言っていることをよく聞いて、確認させていただきながら、ベストな入れ歯を作っています。

 

以前、患者さんの中で、院長と技工士の私を含めて、セッションしながら入れ歯が作れるっていいね、と言われた方がいましたが、まさにセッションしながら、患者さんの希望を聞いて、お互いの意見をすり合わせながら作っていくと、結果的に非常に良く仕上がることが多いです。

 

そして、最後の最後に、「この入れ歯、気に入っています。」と言われると、
逆に、私の方が入れ歯を作らせていただいてありがたい気持ちになります。

 

本当に患者さんに、感謝!!というの本音です。

入れ歯は自然に近いもの②

入れ歯は、歯にやさしい人工物だというもう1つの理由は、
入れ歯は、必要以上の力が加わった際には、冬のスキーの時のスキー板のように、壊れてくれるという点です。

 

ブリッジやインプラントではそう簡単に壊れることはないでしょうが、入れ歯は歯に大きな負担がかかるような時に、自らが破折したり、欠けたりして歯を守ってくれる場合があります。

 

また前回お話したように、歯のかむ面が年月とともにすり減るような材料なので、強い力が加わりにくいのです。

 

すごくしっかり力を入れてかみしめたい人や、ガンガン固い物を食べたい人には向かないですが、多くの患者さんはそこまでかみたいわけではないと思いますので、入れ歯でしっかりかみ合わせの調整を行えば、充分快適な生活はできると思います。

 

5年~10年経過した後に、どのような状態になるのか、残っている歯に力を必要以上に加えつづけるとどうなるか、誰にもわからない面が多々ありますので、安全に安心して暮らせるように行くためには、多少不便さはあっても、うまく入れ歯と付き合いながら生活していくのが、よりよい方法ではないかと、私は思っています。

 

患者さん個々の考え方がございますので、長いブリッジやインプラントにされても別にいいと思いますが、ぜひ長期的な視点でみていただいてご判断していただきたいと思います。

入れ歯は自然に近いもの①

入れ歯をされている患者さんのご意見はさまざまです。

 

同じような作り方で作ったとしても、「この入れ歯はきゅうくつです」という方もいれば、「この入れ歯はゆるいです」という方もいます。

 

そのような個人差がありますので、一人一人の患者さんに合わせて、調整していくのですが、
『入れ歯』というもの自体は、僕は歯にやさしいと言いますか、人工物だけれど人体にとっては優しい、自然な人工物だと思っています。

 

いつも考えていることなのですが、人の体の中には、直線的な部分は一切なく、川の流れや山・森など自然と同じように、刻一刻と変化しつづけていて、固定されているような箇所も一つもありません。

 

一見固定されているように思える関節も、動きやすいように、半月板や関節円盤と言われるものが付いていて、細かい微調整ができるようにゆとりがあるかと思います。

 

1本の歯にも、歯根膜と言って、歯の根のまわりを1層の膜がおおっていて、微妙に歯が動揺することができる作りになっていて、ショックアブソーバーのような働きもしています。

 

自然はなんらかの形で、日々の変化にも対応できるように、微妙に調整できるようなゆとりがあるように感じられます。

 

そういう意味で、私は入れ歯は、口の中でもゆとりがあり、完全に固定されることはなく、変化に合わせて調整しようと思えば調整できるものだと思っているのです。

 

この反対のものとして、ブリッジやインプラントがあります。
ブリッジはいくつかの歯をセメントで固定する人工物ですが、強くかめるとはいえ、長い目で見て本当に悪影響はないのか、また調整も非常にシビアにしなければならないので、連結が長ければ長いほど、調整力が必要だと思います。
かみ合わせの高さを低めに調整していたら、患者さんはあまり悪く言わないということを聞いたことがありますが、そのような調整では問題ありますし、低く削ってしまった場合にはブリッジは追加できないので、ドンピシャリの調整が必要になってきます。
また、インプラントは、直接あごの骨に強く固定することになりますので、さらに調整も難しいでしょう。相当な調整力がないとうまくかめるようにはならないはずです。

 

入れ歯の場合には、かみ合わせの部分は固いプラスティックで作られていますが、このプラスティックは、固いといっても、長年かみ合わせて行くうちに、少しづつ削られていきます。
時間をかけて、自分のかみやすい形に、自然に歯がすり減って行ってくれるのです。
これも他の治療方法にはない、入れ歯独特の良さでもあります。

 

歯がすり減りすぎた場合には、また歯を入れ替えるか、歯の上に材料を盛り足すかしないといけないですが、それでまたしばらくかんでいくと、自分なりのかみ方に自然になって行くという流れになります。

入れ歯を入れると骨が痩せる!?

「歯が抜けて入れ歯を入れると、顎の骨が痩せてくるの」という情報を信じて疑わない患者さんがいるようですが、結論から言えば、ありえません。
適度に力がかかるところに、むしろ骨というものは増えるか維持されるのが生物学の当たり前ですので、適合のいい入れ歯であれば、答えは明らかに「骨は痩せない」です。ちなみに合わない入れ歯を入れたら「適正な力」とは言えないため、ひょっとしたら痩せることもあるかと思いますが、それですら、証明することはとても難しいのです。

 

まず、そもそもの問題として、入れ歯を入れて骨が痩せることを証明できるでしょうか?ということですが、答えは「NO」です。

 

誰もが否定できない証明方法は、総入れ歯の人に右(あるいは左)半分だけの入れ歯を入れて、もう半分はそのままにしておく。そして左右を比較して結果を判定する。ということができれば確実でしょうが、現実問題として不可能です。

 

ただし、机上の理論ではありますが、半分だけ骨を痩せさせる、つまり「メスを入れずに骨の形を部分的に改造する」ということはまず相当難しいと思われます。
逆にできるものならやってみてくださいというレベルです。おそらく素人的にもあり得ないことが分かっていただけるかと思います。

 

一般の患者さんのみならず、専門家と言われる人ですら、他人の間違った情報を信じがちです。本当は専門家も何もわかってはいません。
もちろん私も含めてです。ですが、誰もわからないことを他人の意見ではなく、自分なりに勉強して結論付けていく訓練をすれば、他人の間違った知識に、鋭くメスを入れることは簡単なことなのです。
要は本当の学問を積み重ねないとだめということです。
小学校の計算ドリルをひたすら極めても、それは学問とは言えないのです。

 

ではこの入れ歯を入れると骨が痩せるというのはどこからくるものでしょうか?

 

「その歯科医師の経験から」

 

がその答えです。ですので、私から言わせていただくと、そもそもそういった歯科医師は入れ歯作りが本当にうまいのでしょうか?という疑問があります。