2016/01/07
本日より平成28年プライベート歯科横濱が開院します。
今年も多くの患者さんに来院していただき、きちっとした治療を終えて、満足していただけるように頑張りたいと思います。
入れ歯も差し歯も、気合を入れて、入念にお作りしていきたいと考えます。
どうぞよろしくお願いいたします。
2015/12/29
本日でプライベート歯科横濱 本年最後の診療となりました。
今年もたくさんの患者さんの入れ歯や差し歯を作りましたが、来年も多くの患者さんに、可能なかぎり良い入れ歯や差し歯をセットできることを願います。
1人でも多くの方から喜ばれる入れ歯・差し歯を提供すること。このことに専念して来年も精進していきたいと思います。
患者さん皆さんが良い正月を迎えられますように。
2015/12/25
入れ歯を作るとき、前歯に関しましては、患者さんのお好みに合わせてアレンジしています。
機能面で問題のない範囲で、患者さんの自由な注文で歯を並べます。
その際に、一番多いご注文は、歯が奥に引っ込んでいると、暗いイメージになるので、もう少し歯がしっかり見えるようにしてもらえませんか?というものです。
私自身、歯は見えないより、見えるほうがいいと思いますし、特に上の前歯がほどよく、いい感じに見えるように作りたいと考えています。
上の前歯は、微笑んだときに、だいたい歯全体の3分の2くらいが見えるのが一番いいと言われていて、確かにそれくらいのボリュームで見えるのが、少し笑われたときに非常にきれいに見えます。
笑ったときに、歯が全部見えてしまうのはちょっと見えすぎで、好みにも寄りますが、多くの患者さんは、ほどよく見える位置で作られます。
反対に、下の歯が上の歯よりも大きく見えるのは、男性の患者さんに多いのですが、そのまま、男性的なイメージの歯になります。
ですので、当医院では女性の患者さんで上の歯よりも下の歯が大きく見える場合には、なんとか工夫をしながら、上の歯が大きく長く見えるように、歯を並べています。
すると、ほとんどの患者さんは、見た目のイメージが良くなるので、こちらの方がいいと言ってくださいます。食べたり、話したりするうえで少し慣れる必要も出てきますが、女性の患者さんは皆さん、見た目が良くなった歯並びについては、変えてくださいとはあまり言われません。
上の前歯を以前よりも少し前に出して、角度をつけたり、あるいは少し乱して、ランダムに並べたりすると、若くて前向きなイメージになることが多いので、そのような歯並びを希望される方が当医院でも多いです。
逆に、あまり歯を目立たせたくないということで、上品に奥ゆかしく見せることを希望される患者さんもいらっしゃいます。そういう方の場合には、少し小さめの歯を選んで、少し内側に歯を並べて、さりげなく並べるようにしています。
同じ大きさの歯を内側に並べるのはなかなか難しい仕事になりますし、患者さんも口の中が狭くなった感じをもたれるので、歯を小さめなサイズにして並べますと、見た目にも口の中も違和感のない歯になります。
口元のイメージ、笑ったときの歯並びの感じの良さは、個人個人で好みが違いますが、多くの患者さんが入れ歯に望まれる1つのポイントなんだと、日々の仕事から感じております。
2015/12/25
前回、入れ歯で鼻の下の小じわにハリをもたせるという内容を書かせていただきましたが、前歯6本以上のブリッジという差し歯のつながったものでも、鼻の下の小じわを張らせて、しわにならないようにできる場合もございます。
ただ、差し歯の場合には、歯ぐきの部分がないですから、歯自体を少し前に出して大きめに張らせる必要がありますが、もともとの歯よりはずいぶんと張らせることは可能です。
実際には仮の歯で何度も試してみながら、お気に召した張り具合になった段階で、その仮の歯の型どりをして、それをもとに最終的な差し歯のブリッジを製作します。
すると、ほぼ似たような形の差し歯になり、鼻の下の張り具合もそのままいい感じに仕上がります。
注意する点は、歯を少し前に出したことにより、唇や頬をかんだり、話しにくくなったりすることですが、そのようなさまざまな問題は、仮の歯で長い期間試してみることで、解消されます。ご心配には及びません。
可能な範囲内でやれるだけのことを正確に行えば、より良い差し歯にきっと近づいていきます。
2015/12/24
かみ合わせが非常に強い患者さんが多く、入れ歯を製作しても、すぐに歯の部分がすり減ってしまうようなことがよくあります。
そのような患者さんの場合、もともとのご自身の天然の歯も、長年使われてきて、しかも強い力でかみしめたり、就寝時に歯ぎしりをされていたりして、歯が短くなってしまっているような方もいらっしゃいます。
このような症状の患者さんの場合に、院長の指示により、入れ歯で少しかみ合わせを上げるということを行うと、結構快適に過ごされていることが多いです。
あまり必要以上にかみ合わせの高さを上げると、かみづらくなりますし、高いことに対して違和感を言われる人もいますので、はじめはやや高さを上げて慣れていっていただくという程度です。
最初はかみ合わせを高くすることに不安のあった患者さんも、1週間ほど使われますと、多くの方が慣れて使いやすいと言われます。
もしかしたらすり減る前のご自身の歯の高さに近づいたので、あごが少し楽になったのか、あるいは、すり減った低い位置で食いしばりながら過ごしていた状態が、高くすることで少し力が抜けたような状態になるのか、本当のことはわからないのですが、不都合を言われる患者さんは少ないです。