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歯医者さんより詳しくなる入れ歯の話 初めてお電話をいただく患者さんから「そちらは入れ歯専門なんですよね」という質問をよく受けます。

 もちろん当医院は「そうですよ。」とお答えしますが、実際、歯科医院の看板、標榜には「入れ歯専門」「義歯専門」の文字が法律上表記できないため、どうしても患者さんから分かりにくい状態になっています。

 こうした確認の質問があるのも無理はありません。当医院でもネットでの表記以外はしておりません。入れ歯で困っている患者さんにとってはネットで探す以外に現実的には方法がないのが実情だと思います。

 また「入れ歯専門」と「インプラント専門」を同時にかかげている所がありますが、患者さんの立場で言うと、「どっちをすすめているの?」と迷います。ケースバイケースで、どちらでも対応できますということなのでしょうが、例えば「ラーメン専門」と「焼き肉専門」を同時に挙げているところよりも、ひとつだけの看板の方がより専門的に見えないでしょうか?そうした一般の人の視点に立って、興味を持たれる看板かどうかは重要だと思います。
 

 私としては、全く選ぶ基準が分からなければ、「入れ歯専門」だけを標榜しているところの方を選ぶのではないかと思います。
 そしてここが一番重要なのですが、患者さんにも知っておいていただきたいことは、「○○専門」の表記は結局のところ、基本的に「自称」であるということです。 (認定、資格があっても、その審査団体や審査に関しては疑問の余地があるものが多いです)

 それは、例えば英検などの資格であれば、たとえ1問でも見解が分かれる問題があれば、出題されないか、削除して採点されます。つまりそこには採点官や審査員の手心が加わる可能性はなく、誰が見ても明らかな採点がなされています。 そういった資格は、みんなある一定の実力が伴っている事を証明できると思います。

 しかし医学に関しては、良い悪いは別にして、専門家でも見解の異なる症例は山ほどあります。歯科医師国家試験なども、終了後、正式に回答を出さないと言ったブラックボックスがあるため、実際には国家試験ですら疑問の余地があるくらいです。つまりほとんどの資格が、皆さんが思っておられるほどではないかもしれないということです。

 実際、私も歯科医師免許があるので、専門ではなくとも、矯正や歯周病、口腔外科も「専門」と看板に掲げることには法的に何ら問題ありません。そうしたことから言えば、専門というのは、基本的には自分が得意とする、あるいは歯科医院としておすすめしている事を表示しても良いのではないかと思います。

 ただし私の場合には入れ歯専門と言うからには、「日本で私だけしかできない入れ歯の技術がある」ので専門とさせていただいております。



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