Q.総入れ歯なのですが
A.もちろんです。
「試せる入れ歯」は、総入れ歯の状態を想定して設計することが基本ですので、総入れ歯であっても、問題なく、お作りいたします。
「試せる(総)入れ歯」は、特に難症例と言われている方にはお勧めです。歯が1本もないからこそ、保険診療で作るようなお決まりのパターンではなく、いろいろと試してみないとわからないことも、多いのです。
例えば快適性ばかりを望んで、入れ歯を極端に軽くしたり、コンパクトにしてしまうと、使いものにならないこともあります。特に下の総入れ歯に関しては、重量感というのが必要な場合もあります。
また、型をとる場合も、ギュッと圧をかけてとるより、フワッとやわらかくとった方が良い場合もあります。つまり私も試してみて判断がつくことも多いのです。
総入れ歯というのは、保険診療の入れ歯と比べて、見た目になかなか差が出にくいものではありますが、細かい部分に手を抜かないよう丁寧に作れば、使ってみた時に大きな差になってわかると思います。
「入れ歯治療の新発想」
第1章 「逆転の発想」から考える入れ歯治療
第2章 新発想の「試せる入れ歯」
第3章 日本人に合った理想の入れ歯とは
噛みやすく、薄く、軽い 新開発の金属製入れ歯「ディアレスト」
第4章 入れ歯作りの真髄 私の入れ歯作りに対する取り組み
第5章 患者さんの本音に答えます
Q.自由診療は、保険診療と違って、なぜこんなに費用が高いの?